初めての仮縫い
 マイスターファクトリーの授業も進み、今回生徒が代金を頂いて縫製する
第1号のスーツの仮縫いに立ち会いました。

まだ半年ですが技術の進化は目覚ましい物が有ります。
もうすっかりテーラの仮縫いになっていました!
画像から、前の丈と後の肩、など細かい修正を加えて行きました。

パンツもしっかり体型に合った仮縫いが出来ていました。

| 技術 | 17:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
匠の技術とCADとの融合
 今日はCADの授業です、今までの型紙をコンピューターに入力する為に、デジカメで写します。
「JCシステム」さんの御協力で、最新のCADを使います。

今までの型紙も無駄にすることなく、いくらでも保存や補整、サイズ調整が出来る様になります。


型紙

CADの操作説明
| 技術 | 14:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
パリからの風
こんにちは、柳瀬です。 
今年は大阪に、パリから風が吹きます!
1回目の仮縫補正後の衣装が、パリから戻ってきました。

舞台で着て頂く衣装の製作を
BCAの有志たちで担当する事が決まって、
今年の1月の渡欧の際に、パリで打ち合わせをしてきました。

演奏者のお2人と一緒にイメージを決め、着用感を含め、
その場でデザイン画を描き、日本に持ち帰って作業が続いています。

BCAのメンバーには、紳士服の領域だけではなく、
こんな取り組みも出来るメンバーが集まっているからこそ実現した
今回の 『パリ⇔日本』の物作りに、僕自身も、凄くワクワクさせてもらっています。
| 技術 | 15:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
技を受け継ぐ
 

技を受け継ぐ

 

これから技術を学んでいく人達へのメッセージとしてお考え下さい。

 

 技術を習得する場合、まずは先人の知恵の部分や決まりの部分を、100%そのままの形で受け継ぐ必要が有ると思います。そのままの状態で自らが何度も繰り返し体験する事で、その動作の持つ本当の意味や、先人がその時どんな風に考えたか、どんな時代であったのか?をしっかりと認識する事が出来ます。さらにはこの期間に自分なりの新しい気づきが生まれます。個人の技量や学んでいる事柄によって費やす時間はまちまちですが、すごく重要な時間だと思います。しっかりと先人の残した技術を学んだ後で、受け継ぐ人の工夫や、改良が加わって「自分の技術」に昇華して行くのだと思います。

 

技術を受け継ぐ場合、先人の努力をそのまま引き継ぐ部分と、そのままの状態ではなく、時代に合わせるための工夫や、改良する部分の二つが必要になってくると思います。改良の部分を怠ると、時代にそぐわない古い技術となってしまいますし、それぞれの技術をしっかりと理解せずに、上辺だけを捕えて批判したり、利用するのであれば、単なる批評家かコレクターにとどまってしまい本当の技を受け継いだ事にはなりません。

 

しっかりと先代が残した技術の本質を受け継いだ人が、さらに工夫してより良い部分を追加して後世に受け継いでいけば、時代に取り残される事もなく、その技術により、素晴らしい物が作られ続けると思います。

 

今BCAでは、テーラーの技術を受け継ぎ、さらにはより良く生かせる環境を作るために、志を持った人たちが様々な課題に取り組んでいます。この活動に賛同して頂ける方、協力して頂ける方はぜひ1度お問い合わせください。

松村

| 技術 | 18:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
消えいく道具 新しい道具の発掘

 はじめまして、吉田です。

 縫製に携わっていると、「この道具(素材)、製造中止になります」という言葉をよく聞きます。
昔ながらに使っていて、当然のように使っていた道具(素材)が、いざなくなるとなると
正直言って、たいへん困ります。

 しかし、困ってばかりでは前に進みません。代わりに使えるものを探します。
予想外にこれまで以上に優秀な道具(素材)に出会うこともあります。

 下の画像の「ベンジンパウダー」
裏地など、デリケートな生地についた油汚れにはたいへん有効なのですが、
今では手に入りません。

 液体状の染み抜きは、その液体の染みができてしまって使えません。
スプレー式の染み抜きも、それ自体の染みができてしまいます。
刀剣の手入れに使う「砥石の粉」も使えるかな?と模索する中、
スプレー式の染み抜きを、一度紙に拭きつけ、乾いた後に出来る粉を削ぎ、
それを、ベンジンパウダーのように油染みにのせ、
歯ブラシでこすると、染みが抜けることが分かりました。

 イタリア人に言わせると、「そんな裏地の油染みなんて気にせんでええ」と言われそうですが、
日本はそう言ってられない文化なんですよねぇ〜(笑


 



| 技術 | 13:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
テーラーの仕事

マイスターファクトリーで縫製を教えている酒井です。

最近、お客様から頂いた注文は、
1週間でタキシードを作って欲しい、
1週間後にモーニングが必要なのでお願いしたい、
また6日後に牧師ガウンが、どうしても要るので作れないかと、お願いされました。

      

日頃余り必要ではない服に限り、日時の期限が絶対必要なのですが、
なかなか余裕を持って作る、と言う方は少ないです。

私もタキシードを持ってなく急遽1週間で作りました。

でもこう言う時こそ用意が出来るのがテーラーのおもしろさだと私は、思います。

| 技術 | 13:11 | comments(0) | trackbacks(0) |