技の継承(マイスターファクトリー)
 紳士服業界の貴重な、技術を残す為に、今年から様々な「匠の先生方」にご協力を
頂く事になりました。

今回のコラボレーションも、業界でも最高の技術をおしみなく披露して頂いています。
このご期待にこたえられる様に頑張りたいと思います。

先生

記念撮影

貴重な体験をありがとうございました。
| 業界 | 16:17 | comments(1) | trackbacks(0) |
マイスターファクトリー入学式


マイスターファクトリーの入学式が行われました!

今期の生徒は5名+聴講生1名でのスタートです。

業界からのご協力を頂き、「企画、販売、縫製」それぞれの匠の講師陣が新たに加わり
パワーアップした、講義内容になります。

1期生の様に、生徒みんなの進路が決まる様に、2年間活動したいと思います。

マイスターフェクトリー  松村
| 業界 | 10:44 | comments(1) | trackbacks(0) |
マイスターファクトリー卒業式




マイスターファクトリーの卒業式が有りました、2年間のカリキュラムを終了し
それぞれの道を進む事になりました。

バイトと授業そして、縫いの仕事と、忙しい2年間だったと思いますが、最後まで
脱落することなく、今に至ります。

百貨店への就職が決まった生徒、小さいながらも自らの店舗を構える生徒、
職人の技術をさらに高めるべくテーラーでの修行を続ける生徒。

今回の試みは、小さな一歩ですが新しい風が吹き、業界の活性化に繋がれば十分意義が有ると思います。次回は4月開講の予定で、今回の反省点も踏まえて、講師の先生方とカリキュラムの調整を進めて行きます。

マイスターファクトリー代表 松村

| 業界 | 10:35 | comments(1) | trackbacks(0) |
システムの今後
今回はCADとミシンの話を少ししたいと思います。

以前から、紳士のパターンオーダー専用のCADは有りましたが、細かい線の修正やシルエット、デザインに限界が有ました。しかし最新型のアパレルCADは全てのデザインに対応出来る上、細かい線の修正も可能になりました。
 
cad
 
そして今回、新たにコンピューターの中に体形データを取りこんで、服を着せつけた状態の3次元データを作ることが出来るようになりました。画面上で体に掛る圧力を想定して着心地を確認する事も出来ます。 高価なシステムを使った物は、以前から有りましたが一般のアパレルCADの3次元化は、今回が初めてになると思います。このシステムが普及すると、顧客の一人一人にジャストフィットする型紙が短時間で作れる様になります。

先日家庭用のミシンを購入しました、4万円程度のミシンですが、縫い目の多さに驚きました、ジグザグ縫いはもちろんの事、3重縫いや、祭り縫いなどの縫い目も有りました。もちろんボタンホールもボタンに合わせて自動でかがってくれます。JKを縫う時に便利そうな縫い目なども有り縫製機器の進歩に感心しました。

しかし、いくらCADやミシンのハイテクが進んでも、実際に物を作るには、作り手の技術が必要になるのですが、今の様に周りの状況が変化していく中、紳士服オーダーもハイテク機器を上手に販売のシステムの中に取り込んでいく事も必要かも知れません。

 松村
| 業界 | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
個人レポート

 西部技団紳士服技術ゼミナール 個人レポート

技術ゼミナールの作品はどれも、モデルの体型にフィットし、仕立ても良く、完成された作品が出品されていました。
ただ現在のトレンドとは違った視点で技術を競っている感じがして、着てみたいと思える服が余りありませんでした。

今テーラーの業界には、若い力が必要なのだと思います、
注文された服を体型に合わせて完璧に作る事は、非常に大事な事だと思うのですが
それ以外にトレンドの提案や、生活スタイル迄を含めたコーディネートの提案が必要になっていると思います。

アパレルの販売スタイルも、服を中心にしたものから、趣味性の物
を掘り起こす形で成功したアイテムが売上を伸ばしています。
例えばゴルフ、ジョギングウエアーや自転車のファッション等がそれにあたります。

生活を楽しむ為の場面とそのフアッションを作りだして提案しなければ
人と服がますます離れて行くのではないでしょうか?
これらを考えながら、若い世代が様々な行動を起こしていく事が重要だと思います。

松村

| 業界 | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
目指す物
 

先日、大手スポーツウエアメーカーの展示会に行ってきました。

そこでは、温度を感じて見えない位小さな口が開いて呼吸する繊維とか、自らが温度調整する繊維とか、ストレッチ性があり湿気は逃がすが風は通さない繊維、などを使って、すごく機能的で低価格のスポーツウエアーや、カジュアル衣料が展示されていました。

 

1着のロットが2000~4000着という商品を、大資本のメーカーが作るとここまでリーズナブルで、高機能な物が出来るものだと感心すると同時に、ユ00ロの服を思い出しました、シンプルなデザインで、機能的で価格が安い!テーラーの物作りとは、対極に位置する様な考え方ですが、今後リクルートスーツやフォーマールスーツにも進出してくれば、ユOOロ世代の今の若者が、将来オーダーに足を踏み入れるのでしょうか?

 

これからのテーラーの生きる道は、今まで同様に大規模な量産では表現できない、より「個」を対象にしたオリジナリティーの追求と、これからの顧客になりうる若者に効果的にアピールする為の研究や活動が非常に大事になると思います。どちらも一人で進めていくには難しいことですが、同じ考えの者同士が集まり地道に活動を続けることで前進して行けると思います。

 

松村

| 業界 | 19:40 | comments(2) | trackbacks(0) |
テーラー今昔

平岩です。

昔も今も、色んなオーダーを受けています。
それこそ、縫える服なら何でも!

十数年前、和服のコートは、
すでに和服の職人さんがおられず、オーダーを受けたり。

最近はウェヴが広まり、様々なニーズが生まれてきているようで
スーツだけでなく、既製品にないものも、、

お客様が自分で、生地となる素材とアイデアを用意され、、
例えば、衣料用のファーであったり、
着古した服でも、自分用にデザインをアレンジしてオーダーしてみたり。

作業工程は、通常とは違う手間暇が必要ですが、
服そのものへの色んな愛着がベースになって、作る側も楽しんで作業が進みます。
テーラーとして、お客様の思いの実現に携われる喜びは格別です。



| 業界 | 11:21 | comments(1) | trackbacks(0) |
2010Pittiから



















 吉田です。

 2010Pittiから一枚。

 来場者の服のトーンが暗いと感じる中、
彼らはやってくれました。
思わず笑みがこぼれ、楽しい気分になります。


 
| 業界 | 00:09 | comments(1) | trackbacks(0) |
意外や意外・・・
 皆さま、こんにちは。 繁田 一です。

さて少し前のニュースなのですが、ある意味意外や意外、
日本を訪れる中国人旅行客の買い物人気ランキングにて、
ハイテク家電を差し置いて、衣料品が上位を占めているのですか!

この報道を目にして、ウチが1997〜2000年の間旧そごう大阪店にて
テナント入居・展開していた際にもすでに、中国系や東南アジアの華僑の
お買い物客方が(※当時旧そごうグループはアジアにて大規模展開
していたので、結構多かったです)口を開けば一言目には
「これは日本製ですか??」と聞いてきたのを、昨日の事のように
思い出しました。
(※余談ながら、二言目には「これいくらまけてくれるの?!」・苦笑。)
10何年前からも彼らはMade in Japanの衣料には一目置いていて、
特にそのクオリティは羨望の的みたいでした。

「今年中には中国のGDPが日本を追い抜いて世界第二位になる」と
言われているのは万人の知るところですが、私が英国へ語学留学
していた1993〜94年頃、「円高・日本より安い♪」との事で日本人が
欧州のブランド品を買いあさっていた頃と同じような状況が今、現実的に
ここ日本で繰り広げられているのですね。(※歴史は繰り返す・・・)

・・・と実はオチを用意していなかったものの(苦笑)、↑を受け入れる・
受け入れない、認める・認めない、興味ある・無し、好き・嫌い、はさておき、
(※私自身も正直言うと中国やアジアは好きでは無いし関心も無い)
『日本製の衣料品は海外(特にアジア)では昔から結構評価されてる』、
『日本製衣料はその品質にも関わらずリーズナブルだと思われてる』、
事実を核に再度戦略を練ると、何10年もの間斜陽産業と言われて久しい
日本の繊維業界全体とて、まだまだそこそこ“イケる”んじゃないかな?!、
と思えてならない次第でした・・・。
| 業界 | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
初めましての登場でございます。オノと申します。
 すっかり寒くなりましたね。
私の財布は厳冬でございます。
初めまして、ボイツメンバーですがあまり参加できてないのでまだスタッフ紹介されていません。
簡単に自己紹介だけ。
大阪駅前第3ビル1階・大阪ミナミの千日前・西区阿波座でテーラーを営んでいます 私オノと申します。
フルネームは小野 裕章と申します。
実はテーラーがメインですが、輸入生地の卸もしております。
私の独断と偏見で全くお役に立たない独り言を書いていきますね。

しかし最近本当に同業者のテーラーが元気なくていけませんねー。
私なりに分析すると、職人系テーラーの多くは個人テーラーという形態で事業を行っていますね。
職人上がりの方やデザイナーの方がほとんどですね。そして共通して高齢化が進んでいます。インターネットで活躍できるところは本当に少ないですね。
職人系のテーラーとは相対して工場系(イージーオーダー)のテーラーはまだまだ元気いいですよ。
雑誌にもよく登場します。こちらは大手の参入も結構ありますね。
私としては、その雑誌に問題があるように思うのです。
と言いますのは、「オーダーメイド」として全部まとめてひとくくりになっているのです。
この辺をはっきりしないとやっぱり価格の安い方に行きますよね。
イージーオーダーと職人オーダーとは全く違うのです。
もう私は声を大にしていいたい。
職人が縫うと上着で約4−6日 パンツで1日かかります。
それ以外に(ショップによりますが)裁断・仮縫い・補正がトータルで約1日かかります。
都合6−8日が必要となります。
職人といってもそれは一つの家族と同じ意味ですから一家族がそれで生活するのです。と言うことはやっぱりどんなに安くても職人工賃として最低1着12万円くらいかかるのです。
世の中の人はこれをわかってくれないですね。
これをミックスして同じ土俵に立たされても私たちテーラーは困りますよ。

でも今後どーなって行くのでしょうね?
私は生地を仕入れにいつも英国中部まで行きます。ついでにロンドンも観光しますがここは日本のテーラーの未来がちょっと見え隠れするようなところもあり大変勉強になります。
ごめんねーすっかり長くなってしまいました。
この続きはまた次回ということで、

| 業界 | 17:13 | comments(0) | trackbacks(0) |