卒業の日をイメージして

10月から、マイスターファクトリーの生徒さんたちが
2年目のカリキュラムとして、各テーラーでインターンシップに入っています。
それぞれ特長の違うテーラーで、
それぞれの就業体験をしてもらう中で実践を学ぶ事が目的です。
裁断や縫製の技術を見たり、接客を見たり、
また経営や商売を生で見ることの出来る機会です。

車の運転免許にしても、学校教育にしても、
実際に社会に出れば、それまでとは全く違う世界が待っています。
そのギャップを少しでも埋める為の経験の場となるよう、
この1年間を、どのように過ごすのか、それは、
受け取る側である生徒さんたちにも委ねられています。
そしてこの1年間が、
「寝る時間も惜しいんです!」と思えるような充実した時間となれば、
1年後に飛び立つ時、きっと良い結果が出ると思います。

技術だけでなく、販売方法、宣伝のやり方は日々進化というか変化しています。
今日新しい事が、明日には、もう古いものになっています。
常に興味を持ち続け、絶えず見方を変え、
この1年を大切に、そしてその後も、これからも、
ずっと常に興味を持ち続け、
絶えず見方を変えて取り組んでいくことが求められています。
そして、好きだけでは食べていけない厳しい現実も直視しなければなりません。

学校と言えど、『受動から能動へ』・・・一生懸命、貪欲に学び取って欲しいです。
その分、こちらとしても、ノンビリ過ごしている訳にはいきませんね。
BCAの最大のプロジェクトであるマイスターファクトリー、
1年後、充実した時間を振り返れるような卒業式をイメージして日々過ごしているので、
僕たち講師側も、毎日が充実していて楽しい毎日を過ごしています。

柳瀬博克

| その他 | 17:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
年頭所感
事務局の柳瀬です。

皆さま、あけましておめでとうございます!
本年も宜しくお願いいたします。

マイスターファクトリーが始まって3ヶ月が経ちました。
生徒さん達は、教えてもらっているだけではなく、「自分たちも一緒に授業を作っていくんだ!」
と言う気持ちで学校に通ってるんですよ、、そう言って下さっています。
授業がとても面白く、みんなと共に学べる、この空間と時間をとても大切に思っていて、
「マイスターファクトリーを愛しています!」と言って下さるほどになっています。

生徒さん達は、それぞれ色々な希望を持っていますが、
しっかりとテーラーの勉強をして、自分達もテーラーとして情報発信し、
世界に、日本のテーラーの素晴らしさを伝えたい!と云う気持ちを持っておられます。

講師はもとより、参加している生徒さん達の『本気』も加わり、
たった3ヶ月ですが、素晴らしい空間(マイスターファクトリー)が出来てきました。

この空間を守り、生徒さん達の気持ちにこたえるためにも、
BCAの活動ばかりか、その主軸となるマイスターファクトリーの講師陣として、
BCAメンバー一同、一層のガンバリが必要だな〜と、改めて肝に銘じ、
今年は更なる飛躍をせねば!

そんな気持ちで迎えた新年ですが、
今のこの気持ちを、今年一年の糧として励みます。

また今年も、夏のコンサート協賛を初め、
この年始には、海外の工房を巡って参ります
これらの経験全てが、これからのBCAの活動、そして、
業界の発展のために生かせれば、、そう願って止みません!

みなさま、本年もBCAを、そしてマイスターファクトリーを宜しくお願いします。
    



| その他 | 04:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
Tailor's STYLE
平岩です、 初回のブログから3ヶ月弱過ぎましたが、
この秋〜冬のカレンダーは、本当に早く感じますね。

BCAメンバーのブログ、いかがでしょうか、、?
いろんなコメントを寄せて頂きまして、本当にありがとうございます。

さて、、、私たちテーラーの仲間で、
時たま話題の俎上に上がるのが「テーラーのスタイル」です。
例えば手前みそですが、弊店であればホームページで平岩式と紹介させて頂いています。

一般的には、何々式、何々風として、
イタリア、英国、フランス、ドイツ等が代表的なものでしょうか。

弊店は、元々英国式です。しかし、創業後様々なスタイルを研究し、
二代目は戦前に英国、ドイツ、フランスの3ヶ国へ留学し
帰国後は、初代と共に、ドイツ式とフランス式を研究し、取り組みました。

また戦後、三代目の父はそれまでの英国式をベースに、
ライト&ソフトな仕立てで、当時では画期的、独創性豊かなスタイルを模索し、
昭和30年代=1950年~60年頃にいち早く、、
艶のあるイタリア式に取り組み始め、現在に至っています。

ソフトで艶のあるイタリア式、
持てる技能を、華美と倒錯で包み込むのが持ち味?なフランス式、
飽きがこない牽牛で構築的なドイツ式、
更に伝統を重んじつつも革新的な英国式、
細かく見れば違いますが、紳士服のルーツを英国に見ると
以上のような見方もできるのではないでしょうか。
| その他 | 18:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
自分の立ち位置・・・
 

当ブログをご覧の皆様、はじめまして。 繁田 一と申します。

 

私の経歴はBCA各メンバーのプロフにあるとおりですが、私ひとりだけ

顔写真が無いのは、ただ単に撮影期日に間に合わなかっただけでして、

主義・主張的な意味合いなどまったくありません(苦笑。

 

傍目的にはいちおうテーラーという肩書きでありますものの(例:メディア

掲載・等々)、実質は縫製・裁断にはタッチしない“縫えない(と言うか

縫わない)テーラー”でして、ものづくりの方はいまだ現役バリバリの

年老いた父親に丸投げ状態です。

かなり昔に縫製・製図もひと通り学んだものの、自分はものづくりに

携わらない方が世のため・人のため、と判断して今に至る次第です(苦笑)。

性格的には、縫製よりも製図が好きですね。

(※人にはそれぞれの得手・不得手がある・・・例えば「人の命を救いたい」

という想いで外科医を志したとしても、外科医としての適性・能力が無ければ

外科医には成れないし、外科医として人の命を救えない!)

 

かと言って、人当たりも全然良く無くて(喜怒哀楽が非常に激しい、

人と話すのが苦手・苦笑)商売の方もからっきしダメ、数字にも弱い、

超アナログ人間、おまけに下戸、・・・等々と、まぁ〜ほんと何ひとつ

取り柄が無くて・・・先日マイスターファクトリーhttp://www.meister.co.jp/で、

私と敦賀の吉田さんとマッセ・アトゥーラの柳瀬さんを交えてのトークバトル

という座談会的な講義をした時にも、各々の仕事内容を生徒さんに紹介する

場面では、何だか切なくなりましたもの(T_T)。(※今、これを記しながらも、

何とも悲しくなってきますよ!苦笑。)

 

・・・「自分の位置付けとは何なのだろう?? 自分のスタンス(立ち位置)・

役割って、いったい何なのだろう??? そして自分のやりたい事って、

結局何なのだろう????」、

 

常々そう自問自答し続けていて、いまだに自分探しが終わらないどころか、

ますますワケが解らなくなってきている(><)日々を過ごしていますが、

幸か不幸か、いつ何時でも私の周りに居るのは

「志が高くて、ものづくりに情熱を燃やす、目的意識を強く持った」、

まさに私とはまったく正反対の熱い人たちばかり!

 

日常の節目節目で彼ら・彼女らから元気をもらうのは言うまでも無く、

どういう訳かこんな素敵な人たちが私のつたないたわ言に耳を傾けてくれて、

しかも私ごときを慕って下さる!

 

「ダイヤの原石のような素晴らしい人たちを適材適所、もっとつながるべき

人とつなげたい! もっと活躍するべき機会につなげてあげたい!」

 

・・・何かで聞きかじったが、イタリアでは糸編(繊維)業界の業種を

超えた(例:織物産地と小売業者とをつなぐ、等々)橋渡しをする

コーディネイターをインパナトーレ(Impannatore)と呼び、ちゃんとした

職種として認識されているらしい。しかもインパナトーレの暗躍が

1950年代以降、当時貧しい敗戦国でもあったイタリアをファッション

立国として地球規模でイメージアップさせるのに一役買ったのだと!

尚、Impannatoreとは造語(ある一定の業種でしか通用しない・使われない、

いわゆる業界用語?)で、「使い走り」という意味合いらしいけど、

実際翻訳サイトにかけても出てこないようですね・・・。

 

ものづくりも出来なくて、商才も無いにも関わらず、なぜかいつも

ユニークな逸材に囲まれて、(実際は全然そんな事無いんだけどなぜか)

顔が広いと見なされる者が、友人・知人にお役立て出来て、自分自身でも

やりがいがありそうな役割って、人と人とをつなぐ【事づくり】しか
無いのかな?!

・・・はたしてこの国でインパナトーレが機能するのか、それが自分の

食いっぷちになるのかなど、正直見当も付きませんが、この単語を知って

以来、ようやく「自分の立ち位置」が少しでも見えてきた気がしました
次第でした・・・。

 

初っ端から独り言を長々と述べまして、失礼いたしましたm(_)m。

 

 

| その他 | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
想う・・・


はじめまして、栗原です。
服を作ること仕事にさせていただいて8年が経ち、飽きっぽい性格の私が
ここまでよく続いたな・・・と最近よく思います。

一人ひとりのお客様と直接向き合って、想いを「パンツ」というカタチにしていくだけの
仕事・・・。

名前にするとオーダーメードだったり、お仕立てだったりちょっと私自身には堅苦しいなあ、
なんて感じてしまうのですが、要は、人と人のつながり、私の場合はパンツ作りを通して
いろんな人たちとつながらせてもらっているだけなんです。
お客様に喜んでもらっていることで、自分も楽しみや喜びを感じる、
それが、この仕事を続けている一番の理由なんです。

でもそんな、シンプルな喜びって今ではもしかしたらとても貴重なのかもしれません。
自分の作ったもので人人がつながって行く・・・自画自賛ですが、いつまでも
大切にしたいな、と想っています.

 

| その他 | 21:17 | comments(2) | trackbacks(0) |
1年を振り返って、そして今後の展望。
はじめまして!事務局担当の柳瀬です。
最初ということもあり、事務局の立場で書かせて下さい。

BCAが立ち上がり、1年が過ぎました。
最初の半年間は、メンバー同士の意思確認から始まり、
金融機関に提出する会則の作成、そしてこのホームページの作成、、
色々と準備期間的な時間が過ぎてゆきました。
 
立ち上がって半年を過ぎた辺りから、
それまでの準備期間の効果が現れてきたのか、
具体的な事が動き始め、それ以降激動の?半年が過ぎました。
いままでの、『ゆるい』BOITSとは対極の、ど真剣なBCAのスタートを実感します。
 
そんな中、同時進行で様々なプロジェクトが進んでいますが、
中でもマイスターファクトリーは、メンバーのほぼ全員が、すすんで参加を希望したもの。

このプロジェクトを進めることで、メンバー同士の更なる意思確認がなされ、
今後のプロジェクトを成功させるキーさえも、握っているんじゃないかな?なんて思っています。
 
後継者問題は、職人の平均年齢が70歳を超えた今、他人事ではありません
後継者なんて業界が繁栄すれば(商品が売れれば)自然と育つんだよ!」と言われますが、
失敗や成功を数多く見る機会に恵まれ?、考えてきた中で、
BCAはBCA独自のやり方で、日々、模索しながら活動できれば!!
との思いで、メンバー各自、自分の得意とする分野で積極的な活動をしています。
 
それにしても、よくここまで、僕をはじめ、
群れそうには思えないメンバーが集まりましたね!(笑)
そして、ここまでド真剣にぶつかり合えていることが、不思議でなりません!
 
よかったら一度、是非ご参加してみて下さい。

これら全てが、
単なる、
仲良しクラブではない、BCAの存在。
1人1人が目的を持ってBCAに参加しています。
皆で何かを作るというより、1人1人の目的を達成できれば、
同時に、、BCAとしての目的も達成できる、そんな仕組みが生まれてきました。
 
先日の松村さんも書いておられたように、
僕もシッカリとした目的があり、それを達成するために、
BCAのメンバーは、なくてはならない存在であり、その目的が達成できたら、
この業界、その環境も大きく変わることでしょう。
 
…最初なので、まじめに書いてみました。
次回からはBCAメンバーと、日々取り組んでいる(遊んでる!?)事なんかを
思いつくままに、書かせていただければと思っています。

皆さま、業界発展のため、
今後ともBCA活動のご支援宜しくお願いします。


| その他 | 02:15 | comments(0) | trackbacks(0) |